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コリヤ・ブラッハー Kolja Blacher, ヴァイオリン
コリヤ・ブラッハーはベルリンに生まれ、同世代のヴァイオリニストの中で注目すべき演奏家の1人である。有名な作曲家ボリス・ブラッハーの息子としてベルリンで育ち、5歳からヴァイオリンを学んだ。ベルリンで音楽を学び始めた後、15歳でニューヨークのジュリアード音楽院に入学し、ドロシー・ディレイのもとで学んだ。ザルツブルクでシャンドール・ヴェーグに師事した後、彼のソロとしての目覚しい活躍が始まった。
様々なコンサート・ツアーでヨーロッパ各国だけでなく、日本、南米、イスラエルも訪れ、またソリストとして、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー、サンクト・ぺテルブルク・フィルハーモニー、BBC交響楽団、バンベルク交響楽団、ドレスデン・フィル、オスロ・フィル、メルボルン交響楽団、ヨーロッパ室内管弦楽団などの一流のオーケストラと共演した。
また、クラウディオ・アバド、ダニエル・バレンボイム、カルロ・マリア・ジュリーニ、ロリン・マゼール、マリス・ヤンソンス、ダニエル・ハーディング、ドミトリー・キタエンコ、デニス・ラッセル・デイヴィス、ジョナサン・ノット、マーカス・スタンツなどの有名な指揮者とも共演している。また、ベルリン芸術週間、ドレスデン音楽祭、クーモ室内音楽祭、ルツェルン国際音楽祭などの国際的な音楽祭にも定期的に出演している。
コリヤ・ブラッハーは、1993年にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の第1コンサート・マスターに選ばれた。ベルリン生まれのコンサート・マスターは60年ぶりであった。その後1999年にベルリン・フィルを離れ、ハンブルク国立音楽大学の教授の地位に就いている。
数々のレコーディングの他、RBB(ベルリン)のテレビ放送にも多く出演している。
父ボリス・ブラッハーのヴァイオリン協奏曲のCDは、1994年にディアパゾン・ドールを受賞している。またヒンデミットの「室内音楽第4番」(EMI)は1997年度ドイツ・レコード批評の季刊賞、また1998年度の「ベスト・スモール・アンサンブル賞」を受賞している。その後、バッハのヴァイオリン協奏曲集、シューマン、バルトーク等の曲集をリリースする。
2005/6年シーズンは、ドイツ、イタリア、スペインでのリサイタルのほか、ルツェルン音楽祭に参加し、ポリーニ等と共演する。ハーディング指揮マーラー・チェンバー、ジュロフスキー指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、スタンツ指揮ケルン放送交響楽団、ノット指揮バンベルク交響楽団、デュダメル指揮ハノーファー・フィルハーモニーと協演。2006/7年には、サンタ・チェチ―リア管弦楽団に登場し、2007年5月には、クラディオ・アバド指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会にソリストとして登場した。
コリヤ・ブラッハーが演奏するヴァイオリンは、1730年製ストラディヴァリウス“トリトン”と呼ばれる名器で、キミコ・パワーズ氏よりブラッハー氏に貸与されたものである。
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