クリスティアン・ゲルハーヘル
白鳥の歌

2008年2月5日(火)
18:45開演(18:00開場)

主催:しらかわホール
協賛:三井住友海上/三井住友海上きらめき生命


■プログラム■
シューベルト
歌曲集「白鳥の歌」 D.957 より第1部(第1曲〜第7曲)
遠くへの憧れ D.770
冬の夕暮れ D.938
漁夫の愛の幸せ D.933
歌曲集「白鳥の歌」 D.957 より第2部(第8曲〜第13曲)
鳩の使い D.965A


■チケット料金(全指定席)■

正面¥7,000
サイドバルコニー¥5,500
学生¥3,000

公演終了

○チケット料金には消費税が含まれています。
○公演の内容が一部変更になる場合があります。あらかじめご了承下さい。
○未就学児同伴のご入場はご遠慮ください。

■プロフィール■

クリスティアン・ゲルハーヘル(バリトン) 

ドイツ人バリトン歌手のクリスティアン・ゲルハーヘルは、医学を学びながら、ミュンヘンでパウル・クーエンとライムント・グリュンバッハに師事し、ミュンヘン国立音楽大学のオペラ科にも在籍した。彼の専属ピアニストであるゲロルト・フーバーと共に、同音楽大学のヘルムート・ドイチュのリート科でも学び、ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ、エリザベート・シュヴァルツコプフ、インゲ・ボルクのマスタークラスを受講し、声楽教育を修了した。現在では自身もミュンヘン国立音楽大学の教授に就任し、声楽とオラトリオクラスを指導している。ゲルハーヘルとフーバー程、リート解釈に重点を置いている演奏家はいない。彼らの「冬の旅」のCDは2002年ドイツ・レコード業界のアカデミー賞とも呼ばれる「エコー・クラシック賞」(リート部門)を受賞し、2003年の秋には、日本でレコード芸術の「レコードアカデミー賞」を受賞している。また、2004年には、シューベルトの「美しき水車小屋の娘」(アルテ・ノヴァ)のCDでも「エコー・クラシック賞」(リート部門)を受賞している。彼らの最新CD「夕暮れの情景」(Abendbilder)は2006年に有名な「グラモフォン賞」に輝いた。
クリスティアン・ゲルハーヘルは1998年医学博士号を取得した後、歌手活動に専念するようになった。同年にはパリ/ニューヨーク 国際プロ・ムジシス賞を受賞し、その後すぐにカーネギーホールの室内楽ホールでソロ・デビューを飾る。それ以降、ゲルハーヘルはロンドンのウィグモアホール、アムステルダムのコンセルトヘボウ、パリのオルセイ美術館、ウィーンのコンツェルトハウス、楽友協会、フランクフルト歌劇場といった世界的に有名な舞台に立っている。また、シュヴェッツィンガー音楽祭、ラインガウ音楽祭、ウィーン芸術週間、クラングボーゲン音楽祭、エディンバラ音楽祭、ルツェルン音楽祭といった著名な音楽祭に出演し、好評を得ている。2006年、ゲルハーヘルは「歌曲の夕べ」でシュレスヴィヒホルシュタイン音楽祭にデビューし、その演奏会に対し北ドイツ放送局より音楽賞が授与された。
コンサートとリートの分野で幅広く活躍する一方、オペラ作品にも数多く出演している。2005年、フランクフルト歌劇場でのモンテヴェルディ「オルフェオ」ではタイトル・ロールを歌い大絶賛を受ける。2006年には、ザルツブルク音楽祭に初参加し、リッカルド・ムーティ指揮の「魔笛」でパパゲーノを歌った。2007年は、2月にフランクフルト歌劇場でワーグナーの「タンホイザー」ヴォルフラム役デビューを果たし、4月にパリのシャトレ座にてエマニュエル・ハイム指揮のバッハの「ヨハネ受難曲」(ロバート・ウィルソンの舞台演出)に出演した。
ゲルハーヘルは、ヘルベルト・ブロムシュテット、ニコラウス・アーノンクール、ネヴィル・マリナー、ヘルムート・リリング、ハインツ・ホリガー、トレヴァー・ピノック、リッカルド・ムーティ、サイモン・ラトル、ケント・ナガノ、リッカルド・シャイー、マリス・ヤンソンス等の著名な指揮者と共演し、世界中の重要なコンサートホールに出演してきた。定期的に共演している主なオーケストラに、バイエルン放送交響楽団、コンツェントゥス・ムジクス、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団がある。ヨーロッパ以外でも、NHK交響楽団、ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団、シカゴ交響楽団に招待されている。2007年5月にはケント・ナガノ指揮のブラームス「ドイツ・レクイエム」を歌っている。
2003年11月にクリスティアン・ゲルハーヘルはRCAレッド・レーベルの専属契約を交わした。このレーベルでの彼のデビューCDはシューマンの「詩人の恋」とリートの選集である。2005年7月にはヘルベルト・ブロムシュテット指揮、ライプツィッヒのゲヴァントハウス・オーケストラとのメンデルスゾーン「エリア」が、2006年1月にはシューベルトのリート選集となるCD「夕暮れの情景」(Abendlieder)が発売された。ゲルハーヘルのかつてのCDはBMGレーベルより発売されており、アルテ・ノヴァからシューベルト歌曲集全集がCD-Boxとして発売されている。アルテ・ノヴァからは他にも、ブラームス「4つの厳粛な歌」、フランク・マルタン「イェーダーマンの独白」、マーラー「亡き子をしのぶ歌」「さすらう若人の歌」がある。ドイツ・ハルモニア・ムンディにはアーノンクール指揮のハイドン「天地創造」と歌劇「オルランド・パラディーノ」の録音がある。今後の録音は、ドイツ・ハルモニア・ムンディよりバッハ「クリスマス・オラトリオ」、ハイドン「四季」、RCAレッド・レーベルよりシューマン「楽園とペリ」、ドイツ・グラモフォンよりクリスティアン・ティーレマン指揮、ミュンヘン・フィルとのブラームス「ドイツ・レクイエム」、「テレージエンシュタット」をテーマにしたアンネ・ゾフィー・フォン・オッターとのデュオCDが予定されている。

ゲロルト・フーバー(ピアノ)

ドイツ、バイエルン州シュトラウビングに生まれる。奨学金を得、ミュンヘン国立音楽大学に進み、ピアノをフリーデマン・ベルガー、リート伴奏法をヘルムート・ドイチュに師事、その後、ベルリンのディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウのリートクラスで学んだ。1998年にバリトンのクリスティアン・ゲルハーヘルと共にパリ・ニューヨーク国際プロ・ムジシス賞を受賞し、パリとニューヨークのカーネギーホールでコンサートを行った。2001年にはザールブリュッケンの国際ヨハン・セバスティアン・バッハ・ピアノコンクールに入賞した。
「彼の繊細な間奏はあまりにも美しい。このピアニストは演奏により、迷いと混乱の複雑な絡みを表現した、つまり、ゲロルト・フーバーは精神世界の深部を理解しているのだ。」このように、リート伴奏者としてのゲロルト・フーバーは常にプレスより熱狂的な評価を得ている。リート伴奏者として、スイスのシュヴァルツェンベルクとスペインのヴィラベルトランの「シューベルティアーデ」、シュヴェッツィンガー音楽祭、ラインガウ音楽祭といった名のある音楽祭に参加している。また最近では自身の音楽祭「芸術音楽」を創設、2006年にミュンヘンのニンフェンブルク城で初めて開催されたこの音楽祭は大きな注目を集めた。
ゲロルト・フーバーは、クリスティアン・ゲルハーヘルと共にケルンのフィルハーモニー、フランクフルト歌劇場、ウィーンのコンツェルトハウス、楽友協会、アムステルダムのコンセルトヘボウ、ロンドンのウィグモアホール、ニューヨークのフリック・コレクション、パリのオルセー美術館といった著名なコンサートホールに出演している。
クリスティアン・ゲルハーヘルの他にも、ルート・ツィーザック、ベルナルダ・フィンク、コルネリア・カリッシュ、ディアナ・ダムラウ、モイカ・エルトマン、フランツ=ヨーゼフ・ゼーリッヒの伴奏を務める。それに加えて、2002年にジェームス・テイラー、クリスティアン・エルスナー、ミヒャエル・フォッレ、フランツ=ヨーゼフ・ゼーリッヒによって結成された声楽アンサンブル「リーダーターフェル」のピアニストとしても活動している。また、アルテミス四重奏団やラインホルト・フリードリッヒの室内楽のパートナーとしても演奏会を行っている。
ソリストとして、特にJ.S.バッハ、ベートーヴェン、ブラームス、シューベルトの作品に熱心に取り組んでおり、これまでに、ミュンヘンのレジデンツ、フランスの野外音楽祭、カッセル夏の芸術祭、ウェリントンのニュージーランド・音楽祭等で演奏している。
ベートーヴェンの作品を収録したソロCDの他に、クリスティアン・ゲルハーヘルと共に録音した数々の素晴らしいCDがある。彼らのCD「冬の旅」と「美しき水車小屋の娘」はそれぞれドイツ、レコード業界のアカデミー賞と称される「エコー・クラシック賞」をリート部門で受賞し、最新のシューベルトの作品を収めたCD「夕べの情景」は2006年にグラモフォン賞を受賞している。2007年にゲロルト・フーバーはリートのCDを3枚予定している。一枚はクリスティアン・ゲルハーヘルとシューマンの作品をRCAレッド・シールから、もう一枚はベルナルダ・フィンクとシューベルトの作品をハルモニア・ムンディ・フランスから、最後の一枚はルート・ツィーザックとリストの作品をエーデル・クラシックスから発売予定である。