仲道郁代 Ikuyo Nakamichi (Piano)
大学1年在学中に、第51回日本音楽コンクール第1位、あわせて増沢賞を受賞し注目を集めた仲道郁代は、数々の国内外での受賞を経て、ヨーロッパと日本で本格的な演奏活動をスタートさせた。
古典からロマン派までの幅広いレパートリーを持ち、これまでに日本の主要オーケストラと共演した他、ピヒラー指揮ロンドン・モーツァルト管弦楽団、マゼール指揮ピッツバーグ交響楽団及びバイエルン放送交響楽団、小林研一郎指揮ハンガリー国立交響楽団、ズッカーマン指揮イギリス室内管弦楽団、ブルゴス指揮ベルリン放送交響楽団などのソリストとして迎えられ、その音楽性に高い評価を得ている。99年にはカーネギーホールでリサイタル・デビュー、2001年にはサンクトペテルブルグ、ベルリン・フィルハーモニーホールでのコンチェルト・デビュー。05年には、英国チャールズ皇太子夫妻ご臨席のもとウィンザー城で行われた、イギリス室内オーケストラ主催の「結婚祝祭コンサート」に出演し絶賛された。
1987年秋のデビュー以来、リサイタルも日本各地で行っており、97年から行った「ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全曲演奏会」、2002年からスタートし2006年3月に完結した「ベートーヴェンの全32曲のピアノ・ソナタを語り、聴く会」という画期的なプロジェクトは、「素晴らしい、奇跡だ、本物のベートーヴェンだ」「圧倒的名演」「今もっともベートーヴェン・ソナタの本質的な美しさに近づいたピアニスト」と高い評価を得ている。また「ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全集」(全11枚)のレコーディングも行っており、これまでにリリースされた作品が全て「レコード芸術」特選盤に選ばれるなど、充実したスケールの大きな内容に賛辞と期待が寄せられている。
これまでのピアニストという概念を超えた、彼女の多彩なアイディアや情熱から生まれた企画も多く、「ゴメン!遊ばせクラシック」、「ピアノとスライドでつづる動物たちの詩“光のこどもたち”」などのプロジェクトは、その魅力的な内容とともに、あたたかく豊かな人間性がますます多くのファンを魅了している。
オフィシャル・ホームページ http://www.ikuyo-nakamichi.com