最高の音 響きやすさと弾きやすさ
三井住友海上しらかわホールは1994年11月名古屋・伏見にクラシック音楽専用の中規模ホールとしてオープンしました。当時の住友海上が創業100年記念事業の一環として建設したものです。2001年10月に住友海上が三井海上と合併し、三井住友海上となりましたが、ホールはそのまま新会社に引き継がれました。
これからも音楽文化の発信拠点をとなることをめざし、質の高い公演を企画・主催するとともに広く演奏・発表の場を提供して音楽文化普及への貢献を図ってまいります。
ホールの形状は音響的に理想とされるシュー・ボックス・スタイル、レッドオーク材で内壁を仕上げて、ホール全体が豊潤で温かく柔らかな音に包まれるようデザインされています。
座席数は1階と2階を合わせて700席。椅子はゆったりとくつろげるサイズで、空席時と着席時の残響時間差を少なくするような工夫も施されています。音の拡散や演奏家への音の返りを高めるため円形バトンやシャンデリアを取り入れて、あらゆる角度から最高の音を追求しています。
ゆったりとくつろげる空間と最高の音、観客の方々はもちろん、演奏家の方々からも良い音で聴きやすい、弾きやすいホールとして高い評価を受けています。
そこで音は生命を持つ
【コンサートホール】ホールの形状は音響的に理想とされるシュー・ボックス・スタイルを採用しました。ホール内部の上壁部分から天井にかけては、プラスターボードによるおおらかな曲線が描かれ、そして客席までの下壁面は風格のある木質形でまとめています。ホール全体が豊潤な音に、また暖かくやわらかな音に包まれるように、デザイン面でも理想を追求しました。2階席には、響きだけでなく視覚的にも最良の条件を満たす正面バルコニーを採用。主階席にも音響効果をもたらすサイドバルコニーを、さらに音の拡散や演奏家への音の返りを高めるため、円形バトンやシャンデリアを取り入れ、音響設計の最高水準をめざしました。
【コンサートホール専用の客席椅子】リハーサル時においても公演時と同様な音響条件を確保するために当ホールでは独自の椅子を開発しました。この椅子は、ホールの空席時と満席時の残響時間差を最小にするように特別に設計されたものです。椅子の幅も、お客様にゆっくりとくつろいでいただけるよう、充分確保しました。
そこで音は感情を育む。
【エントランス・ロビー】ホールの扉を開いた瞬間、街の混沌とした騒音は消え去ります。淡いトーンの大理石に包まれたエントランス・ロービーは、ゆったりと、そして典雅な雰囲気でお客様をお迎えします。天井高10mの吹き抜けは、開放的で日常を離れた豊かな空間を心地良く演出しています。
